図書館でライトノベルが読みたければ名古屋に住め




 私の家の最寄の図書館は、ライトノベルがほとんど置いていない。一方で、ライトノベルが充実している図書館もあるらしい。
 そこで、人口トップ10の市立図書館に、どの程度ライトノベルが所蔵されているか調べた。同時に予約数も調べた。
 調査には『このライトノベルがすごい!2009』1位〜5位のライトノベルの一巻を用い、下記の結果を得た。調査実施日は2010年8月17日である。



 人口100万人あたり所蔵数は、名古屋市が図抜けて多かった。さすが世界コスプレサミットを開いているだけに、おたくに優しい自治体だ。名古屋市図書館は、借りやすさを示す、予約数/冊数でも圧倒的一位だった。図書館でライトノベルを読みたいなら名古屋に住めと言って良い。
 人口100万人あたり所蔵数の二位のさいたま市はおたくの数も多いのか、予約数/冊数はかなり大きい。むしろ、神戸や大阪の方が借りやすい。
 逆に、人口100万人あたり所蔵数が圧倒的に少なかったのが、札幌だ。

 また、調査した全ての市立図書館で、『化物語 上』の所蔵数が最も多かった。やはり、ライトノベルレーベルの小説は、一般レーベルの講談社BOXより、買取数を抑える傾向にあるのだろうか。



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