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グラスゴー・エディンバラ観光ガイド



先月の「グラスゴーで考えたこと」はグラスゴーに行く人にとって何の参考にもならない話だったので、今回は実用的な観光ガイドをお送りします。観光名所横の括弧内は入場料で、?は入っていないので不明。価格は2009年4月現在のものです。


#グラスゴー[Glasgow]


グラスゴーはスコットランド第一の都市で経済の中心地。中心部のビクトリア様式の町並みが見事で、どんな歴史的建物だろうと思ってみると、全く無名の建物だったりする。ショッピングセンターのブキャナンギャラリー付近にはスコットランド各地から買い物客が集まってくる。基本的には観光地というよりは、商業都市。



*ブキャナン・バスステーション[Buchanan Bus Station]
各地に向かう長距離バス乗り場。お土産や食事なども買える。



*グラスゴー大聖堂[Glassgow Cathedral](?)
12世紀に建設されたグラスゴーのシンボル。中は未見。



*ジョージスクエア[GeorgeSq.]
グラスゴーの町の中心。市議会議事堂の前に、グラスゴーの偉人達の像が方々に配され、広場となっている。



*ブキャナンストリート[Buchanan St.]
ショッピング街。ブランドショップや土産物屋から、ゲームショップやスーパーまであり何でも揃う。



*forbiddenplanet
ブキャナンストリートにあったマンガ屋。日本のマンガやアメコミ、色んなグッズなどを売っている。袋を見ると、全国展開しているようだ。



*クイーン・ストリート駅[Queen Street Station]
スコットランド各地へ向かう電車のターミナル駅。ドーム状の天井がいかにも英国らしい。
ロンドンなど、英国各地に向かう電車は近くのセントラル駅から出る。
時間帯によって切符の値段が変わるので、片道で買った方が無難。
(グラスゴー−エディンバラ(ヴェイヴァリー駅)間は昼間が£10.4、朝晩の通勤時間帯が£18.8)



*ケルヴィングローブ公園[Kelvingrove Park](無料)
芝生の緑が美しい公園。傾斜のある敷地内に、グラスゴー大学の尖塔を借景に小道や小川が配され、心洗われる。



*ケルヴィングローブ美術館&博物館[Kelvingrove Art Gallery & Museum](?)
スコットランドで最も観光客が多いという博物館。中は未見。
ケルヴィングローブ公園と美術館&博物館は多少気合があれば歩いて行ける。町の中心からはにぎやかなSauchiehallストリートを通って行くのが良いだろう。地図がないと迷う。



#エディンバラ[EDINBURGH]


エディンバラはスコットランドの首都で、J.K.ローリングが『ハリー・ポッター』を書いた町。ロイヤルマイルと呼ばれるエディンバラ城とホリルードハウス宮殿を結ぶ通りに名所が集中している。この通りはいかにもスコットランドという感じで、歩いているだけでわくわくする。あちこちで二枚で£10のタータンマフラーを売っている。



*エディンバラ城[Edinburgh Castle](£12)
世界中から観光客が来ているエディンバラのシンボル。高台に立っていて、眺めが素晴らしい。
スコットランド版三種の神器が展示してあったり、戦争博物館があったりして、スコットランドの歴史を学べる。ざっくりとした歴史を予習していった方がより楽しめただろう。



*聖ジャイルズ大聖堂[St. Giles' Catedral](無料)
高い天井とステンドグラスによって神々しい空間を作り上げている。



*ホリルードハウス宮殿[The Palace of Holyroodhouse](?)
英国女王がスコットランドに来たとき泊まる宮殿。中は未見。



*ホリルード公園[Holyrood Park](無料)
ホリルード宮殿の隣にある丘陵。上るのは結構大変だが、眺めは良い。



*カールトン・ヒル[Calton Hill]
いくつかのモニュメントがある丘。ロイヤルマイルと反対側にあるせいか、人通りが少ない。



*スコットモニュメント[Scott Monument]
駅のそばにあり、やたら目立っている、国民作家スコット(蛍の光の作詞者)のモニュメント。



#その他
・税金が高いので、基本的に物価は高いが、お菓子はスーパーで買えば割と安い。定番土産のウォーカーズなどは、帰りに空港の免税店で買った方がだいぶ安い。
・ホテルには歯ブラシとかみそりが置いてないので、持参した方が良い。
・商店はほぼ六時には閉まってしまうので、買い物はお早めに。
・スコットランドでは、スコットランド紙幣という独自紙幣が流通している。(英国女王以外の肖像が書いてあるのがスコットランド紙幣)。スコットランドでしか使えず、日本に持って帰っても換金が難しいので、使い切るか、ホテルなどで交換してもらおう。


リンク
英国政府観光庁-スコットランド:グラスゴーとエディンバラの地図があるが、中心部だけで、重要な観光名所が入っていないので、googlemap等でより広域の地図も用意して行った方が良い。


(09.05)



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