第45回衆議院議員選挙議席予測まとめ




 2009年8月30日に行われた第45回総選挙の各種メディアの議席予測をまとめ、どの程度当たっていたか検証しました。
 予測のうち、「300を超す勢い」のようにあいまいなものや、NHKの予測のように、上限と下限しか示していないものは省きました。また、「その他・無所属」のように複数の政党をまとめている項目も外しました。
 予測は、全ての党に対して行っているものから、週刊現代のように、自民と民主の議席のみを予想しているものまで様々です。単純に結果との差のみで比較すると、全政党に対して予測した方が不利になります。そこで、結果との差/予想数×100=誤差率という値を計算し、予測した議席数中、何パーセント外したかを算出しました。
 データ、及び誤差率は以下の通りです。

 誤差率が最も低かったのは週刊朝日野上氏の予想で、以下、和子夫人、予測市場と続いています。インターネットで発表された予想が大健闘しています。
 一方、最も誤差率が高かったのは、ダントツでサンデー毎日で、以下、週刊ポスト、週刊朝日森田氏の順でした。
 調査前は、出口調査を元に決定した当日のテレビ局予測の精度が高いだろうと考えていたのですが、テレビ朝日以外は10%近くも外していました。出口調査は案外当てにならないものですね。



関連:前回選挙の分析小選挙区制とはどういう制度か
トップページに戻る