2013小説年間ベスト10
東雲長閑が2013年に読んだ小説のベスト10です。例によって2013年発売作品のベスト10ではありません。
感想を書いてないものだけコメントをつけました。
ゴールデンスランバー 伊坂幸太郎 新潮社
→ゴールデンスランバー感想(13.07/16)
明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る。 藤まる 電撃文庫
→明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る。感想(13.03/15)
→明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る。3感想(13.12/03)
氷の国のアマリリス 松山剛 電撃文庫
ロボ少女を書かせたら右に出るものがいない作者一年ぶりの新作。今度もしっかり泣かされました。
掏摸 中村文則 河出書房新社
→掏摸感想(13.05/31)
横道世之介 吉田修一 毎日新聞社
→横道世之介感想(13.07/01)
かわいそうだね? 綿矢りさ 文藝春秋社
かさぶたをめくられるように生々しく痛々しい。
遠い山なみの光 カズオイシグロ ハヤカワepi文庫
登場人物Aの「起承」と登場人物Bの「起結」を描いてAの「転結」とBの「承転」は読者に想像させるという超絶アクロバティック小説。小説にはまだまだ色んな可能性があるんだなあ。
折れた竜骨 米澤穂信 東京創元社
→折れた竜骨感想(14.01/15)
ビブリア古書堂の事件手帖 三上延 メディアワークス文庫
ベストセラーは内容が薄いという偏見を持っていたのだが、細部までみっちりと作りこまれているのに感心した。単行本で出せば直木賞を取れるのではないか。
アニソンの神様Score.02 大泉貴 このライトノベルがすごい! 文庫
→アニソンの神様Score.02感想(13.08/01)
他に『ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件』、『灰と幻想のグリムガル』、『スクールライブ・オンライン』、『六花の勇者』などが面白かったです。
今年はPodcastを聴き始めたので去年より読む量が減ってしまいました。今年は新たな作家を開拓したいものです。
2012年小説年間ベスト10
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