2012小説年間ベスト10
東雲長閑が2012年に読んだ小説のベスト10です。2012年発売作品のベスト10ではありません。
今年は感想を書いているものが多かったので、感想を書いてないものだけコメントをつけました。
ペンギン・ハイウェイ 森見登美彦 角川文庫
→ペンギン・ハイウェイ感想(13.01/04)
ふがいない僕は空を見た 窪美澄 新潮社
→ふがいない僕は空を見た感想(12.11/15)
グレート・ギャツビー スコット・フィッツジェラルド著、村上春樹訳 中央公論新社
→グレート・ギャツビー感想(12.10/15)
八日目の蝉 角田光代著 中公文庫
→八日目の蝉感想(12.04/02)
龍盤七朝 DRAGONBUSTER02 秋山瑞人 電撃文庫
大ぼらなのにものすごいリアリティがある。細部まであまりにゆるがせにしなさすぎである。半分くらいのクオリティで良いので半分くらいの間隔で新作を出してくれないものか。
1Q84 村上春樹 新潮文庫
→1Q84感想(12.06/29)
袋小路の男 絲山秋子 講談社文庫
→袋小路の男感想(12.12/03)
アニソンの神様 大泉貴 このライトノベルがすごい!文庫
→アニソンの神様感想(12.09/14)
わたしを離さないで カズオ・イシグロ著、土屋政雄訳 早川書房
→わたしを離さないで感想(12.10/15)
独創短編シリーズ野崎まど劇場 野崎まど著 電撃文庫
→野崎まど劇場感想(12.12/03)
他にも楽聖少女、ミーナの行進、田村はまだか、新釈走れメロス他四編、クローズド・ノート、魔法少女育成計画、ユージニア、オペラ座の怪人などが特に面白かったです。
今年は現代作家の定評のある作品を読んだら次々当たりを引いたので、例年よりハイレベルな争いになりました。結果的にライトノベルが三つしか入りませんでしたが、今年出たライトノベルとオールタイムベストの一般文芸を比べたからで、ライトノベルの方がつまらないわけではないと思います。
2011年小説年間ベスト10
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